【月釜】

月釜(月釜茶会)とは

---千客万来・喫茶去---
毎月決まった日に茶室を開け、釜を掛け、湯を沸かし、点前をし、どなたにも和菓子を供し、抹茶を飲んで(服して)いただくこと

        

都合により長らくお休みしていましたが、この度装いを新たに小さな茶会として再開することにしました。少人数にして、時節の設えとともに藤水亭特製の上生菓子と目の前でお点てする抹茶をゆったりとした時間とともに味わい、心が落ち着く和みのひと時をお過ごしいただけます。
初めての方、お一人様からでもぜひお気軽にご参加ください。
(2025年からは2〜7月、9〜12月の第1水曜日に開催することにしました。)


 まあ、茶でも一口すすろうではないか。明るい午後の日は竹林にはえ、泉水はうれしげな音をたて、松籟はわが茶釜に聞こえている。はかないことを夢に見て、美しい取りとめのないことをあれやこれやと考えようではないか。
出典:岡倉覚三(岡倉天心)「茶の本第一章 人情の碗(青空文庫 村岡博訳)